会社の備品をリース資産にするメリット・デメリットと管理方法
アストロラボ株式会社
近年、会社の備品をリース資産にする企業が増えています。リースには、初期費用を抑えられる、最新機器を導入しやすいなどのメリットがある一方、所有権がない、支払総額が購入より高くなるなどのデメリットもあります。
本記事では、会社の備品をリース資産にするメリット・デメリットを解説し、効率的なリース管理と備品管理を実現するための方法をご紹介します。
会社の備品をリース化するメリット
会社の備品をリース化すると以下のようなメリットを得ることができます。
1 初期費用を抑えられる
リースの場合、購入時にまとまった資金を必要とせず、月々のリース料を支払うことで利用できます。これは、資金調達力の弱い中小企業にとって大きなメリットとなります。
2 最新機器を導入しやすい
リース期間満了後は、新しい機器に交換することが可能です。常に最新機器を導入することで、業務効率の向上や競争力強化につながります。
3 リース料を経費として計上できる
リース料は経費として計上できるため、課税所得を減少させることができます。
4 資産管理の負担が軽減される
リース会社が資産管理を行うため、自社での資産管理の負担が軽減されます。
会社の備品をリース化するデメリット
反対に会社の備品をリース化することには以下のようなデメリットがあります。
1 所有権がない
リース期間満了後は、リース物件を返却する必要があります。
2 支払総額が購入より高くなる
リース料には金利が含まれているため、支払総額は購入より高くなります。
3 リース期間中に解約できない
リース期間中に解約すると、解約金が発生します。
4 リース会社によっては審査がある
リース会社によっては、審査基準を満たしていないとリース契約を結べない場合があります。
効率的なリース管理と備品管理を実現する方法
1 リース契約内容をしっかり確認する
リース期間、リース料、解約条件などを事前に確認し、自社にとって最適なリース契約を選びましょう。
2 リース資産台帳を作成する
リース資産の種類、数量、購入日、リース期間、リース料などを記録したリース資産台帳を作成し、資産管理を徹底しましょう。
3 リース料の支払いを自動化する
リース料の支払いを自動化することで、支払い漏れを防ぎ、事務作業を効率化できます。
4 リース満了後の対応を検討する
リース満了後は、物件の返却、更新、購入などの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適な対応を選びましょう。
備品管理クラウドでリース管理と備品管理を効率化
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