2023.12.11 11時51分
【株式会社福しん】
アストロラボ株式会社
備品の管理状況を見える化することで、生産性が向上
「本来の業務に集中しやすい」環境に
会社名 | 株式会社福しん |
事業内容 | 飲食店の運営、飲食店向けコンサル ティング、中華食材の販売、不動産事業 |
従業員数 | 従業員数 350名(パート、アルバイト含む) |
お悩み
●
各店舗ごとの厨房機器の管理状況が把握できていなかった●
適切なタイミングで厨房機器の修理・入替ができていなかったよく使う
機能
機能
●
備品管理台帳機能効果
●
ものを大切に使うようになった●
従業員が本来の業務に集中しやすい環境になった株式会社福しん様の事例
株式会社福しん様は東京・池袋を中心に、30店舗以上を展開する1964年創業の老舗ラーメン・定食チェーンの「福しん」を展開しています。ラーメンをはじめ、チャーハンや定食などを手頃な価格で楽しめることで人気の地元に根ざしたお店です。2020年よりスタートした定額サブスクリプションサービス「福しんギョウザ定期券」(月額税込500円)や、24時間いつでも購入ができる冷凍自販機など、業界に先駆けたユニークなサービスを展開しています。
導入に至るまでの過程や導入後の変化について、高橋さんにお話を伺いました。
導入に至るまでの過程や導入後の変化について、高橋さんにお話を伺いました。
導入前の課題
・各店舗ごとの厨房機器の管理状況が把握できていなかった
・適切なタイミングで厨房機器の修理・入替ができていなかった
・適切なタイミングで厨房機器の修理・入替ができていなかった
導入のきっかけ
もともとは、アストロラボ社が福しん様に『備品管理クラウド』の実用化に向けてのデータ収集、実証実験として店舗にサービスを導入して欲しい、と相談をしたのがきっかけでしたが、『備品管理クラウド』は、クラウド上で店舗ごとの厨房機器の管理ができるのが魅力的だったそうです。一般的な会社の場合、備品管理というとパソコンやら文房具等の消耗品を指すと思う方も多いと思いますが、福しん様の場合は、金額が大きい厨房機器が対象になります。
例えば、炊飯器は電気式・ガス式など加熱方式によってタイプが分かれていたり、さらに電気式には、IH式とマイコン式の2種類があるので間違えると使えなかったり、サイズを間違えると設置できません。そのため、店舗から本部に「炊飯器が壊れた」と連絡があった時に、「何店の炊飯器がどのタイプなのか」を細かく把握しておかないといけませんでした。以前はそうした情報が分からないために、現地まで行って機器のタイプを確認したり、使用できる機器を探して購入するのに時間を要したりと大変だったそうです。
「『備品管理クラウド』を利用するようになって、店舗ごとの厨房機器の形式といった細かい情報をクラウド上ですぐに確認できるようになったので、大変助かっております。こうした厨房機器の管理は、店長もしくはエリアマネージャーが通常は把握していますが、その人たちが不在の場合もあります。事務所に人がいない時でも、“誰でも”すぐにクラウド上で確認できるのは強みだと思います。」(高橋社長)
例えば、炊飯器は電気式・ガス式など加熱方式によってタイプが分かれていたり、さらに電気式には、IH式とマイコン式の2種類があるので間違えると使えなかったり、サイズを間違えると設置できません。そのため、店舗から本部に「炊飯器が壊れた」と連絡があった時に、「何店の炊飯器がどのタイプなのか」を細かく把握しておかないといけませんでした。以前はそうした情報が分からないために、現地まで行って機器のタイプを確認したり、使用できる機器を探して購入するのに時間を要したりと大変だったそうです。
「『備品管理クラウド』を利用するようになって、店舗ごとの厨房機器の形式といった細かい情報をクラウド上ですぐに確認できるようになったので、大変助かっております。こうした厨房機器の管理は、店長もしくはエリアマネージャーが通常は把握していますが、その人たちが不在の場合もあります。事務所に人がいない時でも、“誰でも”すぐにクラウド上で確認できるのは強みだと思います。」(高橋社長)
導入後の変化①
ものを大切に使うようになった
厨房機器はいずれも高額なものばかりです。突然壊れてしまい緊急修理となると、金額が張るだけでなく営業にも支障をきたします。福しん様の場合、その機器が購入してから何年経過しているかを把握、また、修理金額の累積額によって新品と入れ替えるようにしています。また『備品管理クラウド』は、機器の故障・修理の履歴だけでなく、利用年数や過去の修理金額も登録できるので、適切なタイミングで機器の修理・入替ができるようになったそうです。「クラウド上で『この機器はもう少しで壊れそう』と判断ができるのが良いですね。これは、SDGsのものを『つかう責任』にもつながっていると考えています。」(高橋社長)
導入後の変化②
従業員が本来の業務に集中しやすい環境になった
福しん様では、喜びを創り上げることが更なる喜びの創造につながるー”喜びの創造”を経営理念に掲げ、まずは従業員の働く喜びを大切にしています。業務の自動化サービスを導入する際も、従業員が従来の動きを変えずにサービスに頼ることができることを前提としています。「『備品管理クラウド』も、従業員が接客サービス、料理提供といった本来の業務に集中しやすい環境づくりの一部になっていると思います。」(高橋社長)
今後の展開について
「店舗が継続するためにー業務の自動化など新しい試みを推進することで、働く人の喜びを引き続き創っていく」
店舗を継続していくために、ITを活用した先進的な取り組みによって、従業員の負担を軽減し、本来の業務に集中してもらう。福しん様は、まずは従業員の働く喜びを大切にし、その喜びが従業員だけではなく、お客様や地域の方々にも広がるように、走り続けています。